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キャンプ(野営)やピクニックにおいて、ペグは地味だが重要なツールである。

ペグの役割はいうまでもなく、テントやタープのガイロープを地面に固定するためのもである。テントを固定したり、タープなどのスクリーンを広げるために使用される。最近ではドームテントが主流になり、テント自体が自立するため、ペグがなくてもテントを張ることは出来るが、強風下ではテントを固定するために必須のアイテムである。

少し悪い天候下のキャンプ場では、ペグが不十分であるために悲惨な目にあう方が後を絶たない。ドームテントが転がっていく人、飛ばされそうになるのを必死で押さえて耐えている人なと様々。風はすぐには止まないのでかなり長期戦になることも。

自分たちが見ている間はまだ良いが、キャンプとなると、釣りに行ったり、野山を散策したりと、テントから離れることもある。風が吹いたら飛んでしまうようなテント設営では安心して遊びにも行けない。せっかくキャンプに来ているのに安心して遊べないのでは元も子もない。

実は、ペグはアウトドア用品の中でも意外と奥の深いというか、道具選びがシビアなアイテムである。初心者用のアウトドア用具に付属することの多いピンペグやプラスチックペグ(プラペグ)から軽量なジュラルミン製のYペグ、重いけど硬い地面で威力を発揮する鍛造ペグとたくさんの種類があり、地面によって使い分けが必要である。

安い高いは原料や製造の難しさが効いてくるが、安いペグがダメで、高価なペグが様々な環境に対応可能とも一概には言えない。 ソリッドステークに代表される鍛造ペグは、1本あたりの値段(単価)はとても高いが硬い土の地面では他に選択肢がないぐらい最強のペグとなるが、砂地や柔らかい地面では全く役に立たないという側面もある。それでも鍛造ペグは、長期間や多少乱暴に扱っても、そう簡単に折れることはないので、他のペグに比べて元は取れると確信しているが...。

ぬかるんだ芝生や牧草地などでソリッドステークのような鍛造ペグを使った結果、風によるテンションがかかった時に、ペグがすっぽ抜けて凶器と化したという話も冗談かどうかわからないがよく聞く話である。強風でソリッドステークのような重たいベグが抜けるとガイロープの力でかなりの威力で飛んでくるというのは容易に想像出来る。車のガラスを割ったり、人に当たったりといった話も笑い話ではない。

安心して思いっきりキャンプを満喫するためには、多少のお金をかけても目的にあったペグを手に入れるべきである。また、お金をかけても、正しいペグの選択と、使い方が正しくなければ効果は半減してしまう。ある程度のペグに関する知識はテントやタープの使用前に身につけてほしい。

公園の芝生などでテントやタープを使うことが多い場合は、ABS樹脂などで出来たプラスチックベグなどかオススメ。少し値は張るが、地面が固い場合は、VペグやYペグ、鍛造ペグでも困らない。むしろより用途が広がり幅広いシチュエーションに対応可能となる。

砂浜にでタープをはることが多い場合は、鍛造ペグもお進めできない。次頁のプラスチックペグのうち、30cm以上、できれば40cmなどのものがおすすめである。

以下では様々なペグの種類と主な特徴、ペグの選び方を紹介する。


  • ベグの選び方、使い方

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