ペグの種類、選び方、使い方

テント、タープ、キャンプに必須のペグ基礎知識

キャンプ(野営)やピクニックにおいて、ペグは地味だが重要なツールである。

ペグの役割はいうまでもなく、テントやテントキャノピーのポールを固定したり、タープなどのスクリーンを広げるために使用される。最近ではドームテントが主流になり、テント自体が自立するため、ペグがなくてもテントを張ることは出来るが、強風下ではテントを固定するために必須のアイテムである。

少し悪い天候下のキャンプ場では、ペグが不十分であるために悲惨な目にあう方が後を絶たない。ドームテントが転がっていく人、飛ばされそうになるのを必死で押さえて耐えている人など様々。風はすぐには止まないのでかなり長期戦になることも。

笑いごとでは済まされない。

ぬかるんだ芝生や牧草地などで重たく頑丈な鍛造製品であるソリッドステークのようなペグを使用するとペグがすっぽ抜けて凶器と化したという話もよく聞く話である。強風でソリッドステークのような重たいベグが抜けるとガイロープの力でかなりの威力で飛んでくる。車のガラスを割ったり、人に当たったりといった話も笑い話ではない。

自分たちが見ている間はまだ良いが、キャンプとなると、釣りに行ったり、野山を散策したりと、テントから離れることもある。風が吹いたら飛んでしまうようなテント設営では安心して遊びにも行けない。せっかくキャンプに来ているのに安心して遊べないのでは元も子もない。

安心して思いっきりキャンプを満喫するためには、多少のお金をかけても目的にあったペグを手に入れるべきである。また、お金をかけても、正しいペグの選択と、使い方が正しくなければ効果は半減してしまう。ある程度のペグに関する知識はテントやタープの使用前に身につけてほしい。

公園の芝生などでテントやタープを使うことが多い場合は、ABS樹脂などで出来たプラスチックベグなどかオススメ。少し値は張るが、地面が固い場合は、VペグやYペグ、鍛造ペグでも困らない。むしろより用途が広がり幅広いシチュエーションに対応可能となる。

砂浜にでタープをはることが多い場合は、鍛造ペグもお進めできない。次頁のプラスチックペグのうち、30cm以上、できれば40cmなどのものがおすすめである。

以下では様々なペグの種類と主な特徴を紹介する。

キャンプ(1) 鍛造ペグ(1) Vペグ(2) Yペグ(2) ソリッドステーク(1) エリッゼステーク(1) ネイルペグ(1) ピンペグ(2) ジュラルミンペグ(4) 目的(1) 適用範囲(1) xペグ(1) ジュラルミン(1) ジュラルミン製(2) チタン製(2) プラペグ(1) タープ(2) 超超ジュラルミン(1) サンドペグ(1)